遺伝の力
子供の将来を決める要素は何でしょうか。
親から受け継いだ遺伝子？、家庭内の環境？、それとも友人関係でしょうか？
今日は面白い本を読んだので紹介します。
こちらの本には、様々な知見から、上記のような遺伝、家庭環境、その他の環境がどんな能力にどれくらい影響するのか。
また、遺伝という縛りがある中でどのような社会を目指すべきかといった、遺伝子とうまく付き合おうといった内容が書かれていました。
能力により格差はあるものの、遺伝が影響する割合は概ね五割。
概ねの傾向は、指紋や身長や体重といった身体的特徴は遺伝の影響割合が強く、
知能や収入などは小さい頃、若い頃は影響が強いですが、成長、加齢するにつれ低くなります。
性格などは遺伝というより周りの影響でしょうか。
学力、スポーツ、芸術。様々な分野に遺伝は影響します。
そしてグローバル化した世の中自分の強みを最大限に活かしていかないと勝ちぬけない時代になってきています。
そんな中で絶対優位で1番になることは難しいかもしれません、しかし本にもあるように比較優位でもいいと思います。
大切なのは型どおりの一律の教育に子供をはめ込まないことだと思いました。
勉強が出来ないなら出来ないなりに、優位に立てる分野を探せばいいのです。
いくら五割とはいえ、半分決着が決まっているものの中で足掻くのは理にかなってるとは言えないですからね。
とりあえず今できることは、どんな事にも興味をもち、常に吸収進化できるようにしてあげる事でしょうか。
娘よ、共に頑張ろう。
